コイルガン製作記

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回路図

電源にはスライダックを使用し、実効値0〜200Vまで出力出来ます。
これを1N4007のダイオードブリッジに整流します. 5kΩの抵抗を通して6800μF350Vの電解コンデンサーへ充電します。トライアックBTA41-600BRGでスイッチします。これは600V40Aの耐圧を持つ接点スイッチであるため、安全に電流を提供できます。トライアックは乾電池で作動させます。したがって発射スイッチには3Vの電流しか流れないため、感電の危険性はありません。トライアックを通じてコイルに電流を流します。その際サージがコンデンサーを破壊することを防ぐ目的で、高速ダイオードER504を並列にしてサージ吸収を図っています。
現状このER504の耐圧性が低いため、新規に購入したRURG3060への換装を予定しています。これは耐圧600Vでサージ325Aの耐圧性を持ちます。


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ソレノイド型コイル

太さ0.35mm長さ10mのエナメル線を均等に巻いています。ただしこれはコイルの巻き方を探るための試作品であるため、今後正確な寸法をとって作り直します。加速対象は直径10mm、質量9gの鋼球を使用します。


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本体


大型の円筒状のものがコンデンサーです。 スライダックの出力は実効値であるため、コンデンサーにはこの√2倍の電圧で蓄電されます。したがって最大282Vでの充電が可能です。



現状ではコンデンサー電圧90Vにてパイプ口からの射出を確認しました。今後の実験は高速ダイオードの交換が終わり次第を予定しています。

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